コピーライティングとは、「広告文章を書く技術」のことだ。このビジネスで使われているテクニックを出会い系アプリのプロフィール作成に応用してみた。ビジネスでは何か商品を売らなければいけないが、出会い系アプリでは「自分自身という商品」を売り込まなければいけない。コピーライティングの型にはめてプロフィールを作成すれば、迷わずに済むはずだ。
コピーライティングとは
一般的なコピーライティングは、
①キャッチコピー・・・読者の興味・関心を惹きつける部分
②本文・・・読者の共感・信用を得る部分
③クロージング部分・・・読者に行動させる部分
④追伸・・・内容を要約して伝える部分
という構成になる。
キャッチコピー
検索画面は主に、メイン写真&年齢&つぶやき(=一言コメント)の3要素が並ぶ。ずらりと並ぶ中から、まずはポチっと押して自分のプロフィールページに来てもらわないといけない。写真は別に述べたが、「つぶやき」も活用したい。
「こんにちは!」とか「はじめまして!」とか言っている場合ではない。沢山のプロフィールの中から目立つ一言、つまりこの先を読んでみたいと好奇心を沸かせるようなキャッチコピーを書かなければならない。埋もれて読まれなければ、自己紹介文をいくら作りこんでも意味がない。
女が求めている未来を想像し、それを与えることができる自分の強みを考える。「未来像」をイメージさせる一言を、キャッチコピーにする。簡潔に分かりやすく。
<一例>
女は基本的にMで、多くの女性は本能的に「男らしい、頼れる 、引っ張ってくれる 、甘えさせてくれる 、肉食系の男」を求めている。
⇒「兄貴タイプと言われます。」
(参考)キャッチコピーの型
本文
①結果
キャッチコピーで述べた「未来像」の具体的な内容を書く。
⇒「困ってる友達はほっとけないし、 大好きな人はついからかいたくなります。 」
②実証
証拠を書く。その際、ストーリーを加えると、共感を得て心に残りやすい。
⇒「趣味はスノボーで、冬は愛車に友達と後輩を乗っけてゲレンデへ行きます。」
③信頼感
良いことばかりで固めては、かえってウソ臭くなるので、欠点を1つ書くと効果的(欠点の後には長所でカバーする)。
④安心感
第三者からの評価(口コミ)を書くことで、安心感が高まる。
⇒「ちょっとガンコ者と言われますが、 逆に言えば芯があるって事で。笑」
クロージングオファー
●簡便性:「簡単に」「素早く」という意味の文言や、時間を明記する。
●保証:リスクを肩代わりする。
⇒「いきなり「会いたい」「付き合いたい」 とかは言わないので、まずは仲良くなれるか 、気軽にメールのやりとりしましょう。 」
●希少性:客層を限定する(理由も一緒に述べる)。
⇒「自分が何事も手を抜かないタイプなので、同じように頑張り屋な方が大好きです。 」
追伸
斜め読みする読者のために、本文&クロージングのまとめを置く。
⇒「食事が好きで、頑張り屋な方、 楽しくメールしましょう。どうぞ宜しくお願いします。 」
以上。色々書いたが、プロフィールに正解は無いと思う。時代によって変わるし、ライバル達の書き方にもよる。今回の内容が本当に有効かどうか、自分で検証して確かめてみてほしい。